Concrete Blockコンクリートブロック

戦後経済の高度成長期に大きく飛躍した建築用コンクリートブロックは、地域の社会資本（インフラ）整備のため、あらゆるシーンで使用される建材として普及してまいりました。多くは建築物内部の間仕切り壁として、または戸建て住宅の境界ブロック塀としての役割を果たしてきました。

ただ、近年に至っては、新建材による環境の変化や、頻発する地震による、不適格なブロック塀倒壊による人身事故の影響により、その需要も大きく後退しております。建築用コンクリートブロックは単体では使用されず、鉄筋・コンクリート・モルタルの複合化によって、その使用価値が高まる商品です。適格な技能者が積み上げ、適格な構造体を成して、初めてその高度な性能を発揮いたします。過去の大震災における被災状況を見ても、その耐久・耐火性は明らかで、また、水害における防護・耐圧壁としての機能も発揮することも事実です。

わが社では、商品の開発から製造、そしてその施工技術の研鑽と提案を積み重ね、コンクリートブロックの可能性を追求し続けております。